研究者業績
基本情報
研究キーワード
5経歴
10-
2026年4月 - 現在
-
2024年4月 - 2026年4月
-
2023年4月 - 2024年3月
-
2022年4月 - 2023年3月
-
2021年4月 - 2023年3月
学歴
3-
2018年4月 - 2023年3月
-
2016年4月 - 2018年3月
-
2012年4月 - 2016年3月
委員歴
7-
2026年3月 - 現在
-
2023年12月 - 現在
-
2023年4月 - 2026年3月
-
2023年6月 - 2025年6月
-
2023年4月 - 2025年3月
論文
7-
英文学研究 支部統合号 18 185-196 2026年1月 査読有り筆頭著者
-
2023年3月 査読有り本論文では、シェイクスピア作品に見られる動物のイメージに注目し、人間と動物の間で不安定に揺れ動くキャラクターを分析した。『ヘンリー6世・第2部』、『ジュリアス・シーザー』と『コリオレイナス』では、高貴なキャラクターの人間性が、卑しい民衆の力によって揺さぶられる。貴卑を隔てる境界線と、人間と動物を隔てる境界線が互いに結びつき、これがシェイクスピアの時代の不安定な階級制度と、崩れ始めていた人間と動物の差異を描き出していることを明らかにした。
-
英文学研究. 支部統合号 = Studies in English literature. Regional branches combined issue / 日本英文学会 編 13 141-148 2021年1月 査読有り筆頭著者
MISC
4-
関西シェイクスピア研究会会報(第四十七号) 2 2026年3月
-
関西シェイクスピア研究会会報 (第四十二号) 1 2021年3月Karen RaberによるShakespeare and Posthumanist Theory (Bloomsbury, 2020) を書評した。本書はポストヒュー マニスト理論がシェイクスピア研究とどのように結びついていくかを考察している。一見結びつかないと思われるポストヒューマニスト理論とシェイクスピアを結びつけようとする意欲的な一冊と言えるが、動物研究やポストヒューマン理論などに関心のある研究者以外には、お勧めできる一冊ではないと書評した。
-
関西シェイクスピア研究会会報 (第四十号) 8 2020年3月Stephen GreenblattのTyrant: Shakespeare on Politics (2018) を書評した。本書は、マクベスやリチャード三世など、シェイクスピア作品に描かれる独裁者を取り上げ、論じている。しかし、本書の目的はシェイクスピア作品の独裁者を用いて、トランプ政権の批判を読者に訴えかけることである。そのため、本書は研究書としてではなく、大衆向けの一冊として読むべきであると書評した。
書籍等出版物
1講演・口頭発表等
17-
Asian Shakespeare Association 7th Conference in Hong Kong 2026年6月12日
-
第63回シェイクスピア学会「セミナー1シェイクスピアが描いた動物や怪物たち」 2025年10月12日
-
第60回シェイクスピア学会「セミナー「『ロミオとジュリエット』を読む」 2023年10月査読有 本発表では、シェイクスピアによって13歳11ヶ月に改変されたジュリエットの年齢を、女性の身体を流れる血の観点から考察した。女性の「血(blood)」は貞節や処女性、そして月経を彷彿とさせ、それが身体的に成熟しつつある13歳のジュリエットの身体と密接に連動している。ジュリエットの中に描かれる「赤面(blush)」や「流血(bleeding)」を分析していくと、彼女の身体には子供の幼さと女性の成熟が両立し、それがジュリエットの恋と死の欲望を描き出している。ジュリエットの血が持つこうした両義性が『ロミオとジュリエット』の悲劇性を強めていることを論じた。
-
関西シェイクスピア研究会2月例会 2023年2月『ジュリアス・シーザー』における狩りや儀式、人体解剖のイメージを考察した。民衆の支持を得るために、ブルータスらが用いる狩りや儀式、解剖のイメージはローマの英雄シーザーを民衆の前で生贄の獣や解剖用検体に仕立て上げる。しかしながら、ブルータスらが上記のレトリックの中で解体するシーザーの身体はローマ国体そのものでもあり、シーザー暗殺により、ローマ貴族にとって重要な「名前」と「血筋」の効果も消失してしまう。狩りや解剖のイメージによって、『ジュリアス・シーザー』の中で貴族と平民を隔てる『名前』や『血筋』といった境界線の崩壊が描かれていることを明らかにした。
-
十七世紀英文学会関西支部第220回例会 2022年6月『ヘンリー六世・第二部』における動物のイメージを、身分階級を隔てる衣服と教育に対して不満を抱く民衆の問題を絡めて考察した。貴族と民衆を隔てる教育や衣服の規制は、同時に人間と他の動物を隔てる境界線でもあり、ジャック・ケイドが引き起こす暴動ではこの境界線が破壊される。境界線が崩壊したイングランドでは、貴族も獣のように描かれていることを明らかにした
-
日本英文学会全国大会第93回大会 2021年5月査読有 『コリオレイナス』における主人公マーシアスと民衆を取り巻く動物のイメージに注目した。高貴な貴族であるにもかかわらず、獣性を秘めているマーシアスは、その社会的地位の消失と共に人間の尊厳も奪われる。マーシアスの社会的地位に必要不可欠な‘voices’と‘stand’が彼の人間性にも結び付いていることを証明し、この作品では、人間と動物の境界線と階級の境界線が重なり合っていることを明らかにした。
-
関西シェイクスピア研究会9月例会 2020年9月Karen RaberによるShakespeare and Posthumanist Theory (Bloomsbury, 2020) を書評した。本書はポストヒュー マニスト理論がシェイクスピア研究とどのように結びついていくかを考察している。一見結びつかないと思われるポストヒューマニスト理論とシェイクスピアを結びつけようとする意欲的な一冊と言えるが、動物研究やポストヒューマン理論などに関心のある研究者以外には、お勧めできる一冊ではないと書評した。
-
日本英文学会中国・四国支部第72回大会 2019年10月査読有 本発表では、『から騒ぎ』に見られる書物のイメージを分析した。この劇では、女性の顔を読む行為、また顔色に言及する場面が多く見られる。クローディオの婚約者ヒアローの貞節の有無が重要な要素となるこの作品では、彼女の貞節は恥じらいと疚しさの両方を示す「赤面」の中で揺れ動く。これをジェンダー的観点から分析し、初期近代の製本や黙読のイメージとの結びつけ、女性の顔を読む男性たちとの関連性を明らかにした。
-
第13回日本英文学会関西支部大会 2018年12月査読有 本発表では、『ヴェニスの商人』におけるユダヤ人シャイロックに見られる「犬」や「狼」のイメージに注目した。キリスト教徒社会であるヴェニスで、ユダヤ人シャイロックは犬や狼など獣のイメージと共に描かれ、それが彼を人間と動物の境界線へと誘い込む。シャイロックには、エリザベス朝の時代に流行していた動物虐めや異教徒の処刑が刻み込まれていることを明らかにした。
-
第56回シェイクスピア学会「セミナー「『十二夜』を読む」 2017年10月査読有 本発表では、『十二夜』に登場するマルヴォーリオの中に描かれる「熊虐め」と異教徒の処刑のイメージを分析した。清教徒の烙印を押された堅物執事マルヴォ―リオの人間性は、熊虐めと異教徒の処刑のイメージの中で失われる。マルヴォーリオの退場でこの劇が大団円を迎える点を考えると、初期近代イングランドの宗教的観点から見た、人間と動物の不安定な境界線がマルヴォーリオの中に描かれていることを明らかにした。
-
関西学院大学英米文学会 2017年9月本発表では、『十二夜』に登場するマルヴォーリオの中に描かれる「熊虐め」のイメージを分析した。清教徒の烙印を押された堅物執事マルヴォ―リオの人間性は、熊虐めのイメージの中で失われる。非人間的扱いを受けるマルヴォーリオの退場でこの劇が大団円を迎える点を考えると、キリスト教社会から異教徒を排除する過程が、エリザベス朝で流行した動物虐めのイメージで描かれていることを明らかにした。
担当経験のある科目(授業)
24-
2025年9月 - 現在Reading II (愛知大学)
-
2025年9月 - 現在文学(西洋) (愛知大学)
-
2025年4月 - 現在Practical English (愛知大学)
-
2025年4月 - 現在Reading I (愛知大学)
-
2025年4月 - 現在入門ゼミ (愛知大学)
所属学協会
8共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2026年4月 - 2031年3月